スリランカの3人の王子たち

昔々、スリランカの国に3人の王子さまがいました。



スリランカをアラビア語で【セレンディップ】と言います。




 



王様である父上のジアファが、

大きくなった3人の息子たちを鍛えるためにに出しました。



国を出発した王子たちはペルシャの国にやってきて、

ひとりの男に出会いました。



しかしその男はひどく落ち込んでいたので、

王子たちはいったいどうしたのか尋ねました。



すると男は



『ラクダがいなくなってしまった。

旦那たち、ラクダを見ませんでしたか?

困りました。』





王子たちはまるでそのラクダを知っているかのように話し始めました。



『片目が見えないでしょ。』

『歯が一本抜けてるでしょ。』

『足も一本悪くて、引きずって歩くでしょ。』





これがすべて当たっていたので、

男は王子たちが本当にラクダを見たのだと思って

王子たちが来た道を探しに行きましたが見つかりません。





仕方なく道を引き返すと、また王子たちに会いました。



『旦那たち、ラクダはいなかったよ。

本当にラクダを見たんですか?

どうして知っていたのですか?』



すると、王子たちはまた話し始めました。



『ラクダが背負ってる荷物は、バターとハチミツでしょ。』

『女性を乗せてるでしょ。』

『その女性は身ごもっているでしょ。』



またすべて当たっていたので、男は



(この旦那たちは、きっと私のラクダを盗んだに違いない。

そうでもなければ、こんなに知ってるわけがない。)



と思いました。





そうして、男は王子たちを訴えました。



『あいつらはラクダ泥棒です。私の大切なラクダが盗まれました。』



兵士に王子たちは捕らえられてしまいました。



捕らえられた王子たちは、皇帝によって死刑宣告を受けてしまいました。



しかし、それから間もなくしてラクダが見つかり、王子たちの疑いは晴れました。





皇帝は不思議に思って王子たちに聞きました。



『どうして見たこともないラクダのことを知っていたのか?



王子たちは簡単に答えました。



『道端の草が左側だけ食べられていたので、右目は見えないんだなと思っただけです。』

『草を噛んだ後を見て、歯が一本ないんだなと思った訳です。』

『道に片足を引きずった跡があったので、足が悪いんだなと思いました。』

『道の片側には蟻の行列が、反対に蝿が飛び交っていましたから、

蟻の方がバターで蝿の方がハチミツだと思ったわけです。』

『ラクダが座った跡の近くに、用をたした跡があったで女性だと分かりました。』

『女性が座ったであろうところの近くに手の跡がついていて、

その跡がおなかの大きい女性が手をついたように見えました。』





皇帝は王子たちの話を聞き、その洞察力に驚かされました。



そして自分のそばに置いて、さまざまな問題を解決させました。





しばらくして、王子たちはペルシャの国からセレンディップへ帰って行きました。



その後、3人の王子たちはそれぞれ別の国の王となり、幸せに暮らしましたとさ。







これはペルシャの童話です。



さまざまな言語に翻訳されいます。



のちにイギリスの小説家となるホレス・ウォルポールが子供のころに読み、

この話をもとにひとつの言葉を作りました。




 



【偶然または聡明さによって、予期しない幸運に出会う能力】






という意味の言葉です。







始めて使ったのは、自分のちょっとした発見を友人に知らせる手紙です。



『この私の発見は、まさに私に言わせれば【セレンディピティ】です。

このセレンディピティという言葉は、とても表現力に満ちた言葉です。

この言葉を理解していただくには、下手に語の定義をするよりも、

その物語を引用した方がずっといいでしょう。

かつて私は【セレンディップの3人の王子たち】という童話を読んだことがあるのですが、

その話において、王子たちは旅の途中、いつも意外な出来事と遭遇し、

彼らの聡明さによって、彼らがもともと探していなかった何かを発見するのです。

たとえば、王子のひとりは自分が進んでいる道を

少し前に片目のロバが歩いていたことを発見します。

何故分かったのかというと、道の左側の草だけが食べられていたためなのです。

さあ、これで【セレンディピティ】がどのようなものか理解していただけたでしょう?』



とこんな感じで生まれた言葉です。





【セレンディピティ】





なにかを探しているときに、探しているものとは別の

価値あるものを見つける能力を示す言葉です。



偶然の産物を導き出す才能のことです。





あなたにも必ず【セレンディピティ】は備わっています。





ただ、まだそれに気づいていないだけなのです。





感性を研ぎ澄まし、広い心で世の中を受け止めましょう。





きっと、煌めくなにかを見つけることができるでしょう。













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