移植医療はもう安全ですよ

生物の体には多かれ少なかれ、

再生能力が備わっています。



トカゲであれば、しっぽが切れてもまた生えてきますし、

シオマネキのようなカニなら、ハサミが取れても再生します。



人間でも、傷ができたらカサブタが出来て直りますよね。





でも、その再生能力には限界があります。



例えば

腕がもげた~とか

足が千切れた~とか

目が潰れた~とか

それらは再生しませんよね。





この再生治療を担う希望が持たれているのが、

ちょっと前にノーベル賞で話題騒然となったiPS細胞です。



実用化にはまだ時間がかかりそうですが、

先日も角膜の再生が可能になりそうだとニュースになり

着実に研究は進行していますね。





現在でこれに変われる医療と言えば

【移植】

です。



その名の通り、Aさんの体から必要な臓器を取って、

Bさんの体内に移して埋め(植え)込むことですね。



2つある臓器であれば生きている人から貰うことができますが、

1つしかない臓器は死体から貰うしかありませんね。



あげた人が死んでしまいますから。



で、生きている人から移植できる臓器の代表格が腎臓です。





腎臓が悪くなると、透析治療を受けなくては死んでしまいます。



諸臓器は一度悪くなると、それが劇的に良くなるということはなく

現状維持緩やかに悪化するか、はたまた一気に悪化するかです。



腎臓もこれにならって

透析治療が始まると辞めることが出来ません。



辞めると死んでしまいますから。





それを覚悟で辞める選択ってものありだと思いますけどね。



こんなこと言うと、

『あんたはヒドイやつだ』

『患者の気持ちを全然わかってない』

『お前なんか医療者として最低だ』

『お前にかかってる患者は可哀想だ』

『あたまおかしいんじゃないか』

などの批判の声があがるでしょうが、

患者に本当の情報を提供しないでうわべだけの

医療を提供している施設や医療者の方が

よっぽと信用できませんけどね。



ここではっきりと言っておきますが、

医療を受ける受けないは、患者が決めることです。

患者自身に決定する能力がない場合は家族が決めることです。



医療側が『絶対に○○をしなさい!』と言っても、

義務は発生せず、決定権は患者側にあります。



どんな治療・検査・手術であってもです。



医療側が『これは絶対に必要だ!』と言っても、

患者の拒否にあえば行うことは絶対にできないのです。



ここ、重要なので忘れないでくださいね。


 

話がズレました。



で、透析治療ですよね。

辞めるには機能がしっかりとした腎臓を入れるしかないです。



そう、移植ですね。



腎臓は通常は体の中に2つありますので、

機能の低下がなければ1つでも無理をしなければ大丈夫です。



免疫抑制剤の性能も向上したので、

今では移植後の生着率がかなり良好です。



血液型が違ってもあまり問題ないくらいですから。



生体からの移植のほとんどは家族間で行われます。

親から子へってパターンが多いですね。





で、昨日はこんなニュースがあがりました。



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埼玉医科大国際医療センター(埼玉県日高市)は18日、

今年1月に実施した生体腎移植手術で自分の子供に

腎臓を提供した60代の男性が、

間質性肺炎のため術後34日目に死亡したと発表した。



日本移植学会によると、生体腎移植は過去約2万2000例行われ、

これまで提供者の死亡が確認されたのは、

今年4月沖縄県の病院の女性(65)だけだった。



同センターによると、男性は術前の検査で

健康な状態と判断されたが、手術の翌日から間質性肺炎が進行。



4日目に大学病院に転院し専門医の治療を受けたが、

34日目に死亡した。



男性は喫煙歴があったが、

手術と肺炎との因果関係は不明という。



同センターは、術中の処置などに不適切な点はなく、

「医療過誤ではない」と結論付けた。



日本移植学会に匿名の情報提供があり、同学会からの照会に、

詳細なデータと経緯を報告したという。



小山勇病院長の話

極めて残念で、ご遺族に深くお悔やみ申し上げる。



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だそうです。



ちなみに『提供者の死亡は…』ですからね。





提供者は、術前は体はなにも悪くないですよね。



で、悪くないのにメスを入れられて悪くない臓器を取られると。



単純に想像してみてください。

提供者のからだには、この手術は【負担】しか与えていません。



受給者は中古でもしっかりと動く臓器を貰ったので、

メスを入れられた以上に良いことがありましたけどね。



提供者には悪いことだらけです。



提供した段階では腎臓は元気だったかもしれませんが、

その10年後に腎機能が悪化して、

その提供者が今度は透析療法を受けるかもしれません。




気軽に移植医療を推進する人が中にはいますが、

そういう人は利点ばかりを強調して、

短所となる部分は

『利点が大きいんだから多少は目をつぶりましょう』

みたいな感覚が非常に大きいです。



フェアではありませんね。



利点を強調するのであれば、欠点も同様に強調して、

それから患者に選択してもらう。



もともと知識が少ない方にたいして行う説明なので、

強調された方ばかりに気が取られるのなんて当たり前です。





必要な情報はしっかりと出さなければなりません。



なにせ移植は命に関わる医療ですから。





iPS細胞の開発進行が待たれますね。



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